原稿を書く

まずは文章を書いてみる。自分が思う原稿作品を書いたところで枚数を数えてみる。そこで出た数量が自分の適性数量である。初めから枚数を決めて、原稿の内容をそれに合わせて調整しない方がよい。中身が薄くなったり、書くべき内容をカットしてしまうことがある。それでも読者の立場に立てば、なんとなく適量というものがある。適量は200ページ前後。多くの本がこれでまとめられている。100ページ以下では、読者は物足りないものになってしまう。書き始める場所は別に決めることはない。すでに構成は決まっていて、章立てもある。途中の書きやすそうなところから書いてもよい。最初に結末から書いて、そのあとから起承転結を書く方法でもよい。書いていくうちに、最初に作っていた構成案等を修正することがある。最初の構成案にこだわる必要はない。構想段階では気づかなかったことが、書いていくうちに明らかになっていくのだ。その場合、柔軟性を持って軌道修正していくべきである。軌道修正は何度やってもよい。書く前に決めた構成や章立て案は絵画のデッサンのようなもの。それに何度も筆を入れることで完成度を高める。文章も同じことである

。人間は、どんどん書ける人やそうでない人、朝型、昼型、夜型といろいろなタイプの人がいる。自分の気分が乗ったときに書くのが理想である。しかし、素人作家はそうはいかない。本来の仕事の合間に時間を見つけ、少しずつ書き溜めていかなくてはならない。なかなか調子に乗れず、筆が進まない場合は、一旦中断すべきである。散歩をするとか、体操をするとか気分転換をしよう。そうして、改めて机に向かうと今まで思いつかなかったアイディアが出てくることがある。よいアイディアが浮かばないときは、それを一旦忘れてしまうのもよい。いいアイディアにぶつかったら、それをすぐにメモするべきである。また、原稿作成では、写真やイラストをいれることも考えよう。実用書の場合はデータが勝負になるので、コンテンツなどを挿入するときは、それの著作権をしっかり確認する。