原稿を仕上げる

とりあえず原稿をどんどん書いてみる。書いたら当然読み直してみる。読み直すと、文章のアラがたくさん出てくる。文章の意味が分かりにくいところや助詞の使い方がおかしいところ、文字の変換が不自然なところを見ていく。文章が長いところは切っていく。強調すべきところは、キーワード的、キャッチコピー的、象徴的な言葉に変えて何度も繰り返すという方法がある。原稿を仕上げていくうちに章を細分化する必要も出てくるだろう。ノンフィクションの場合は、章を多くの小見出しで細分化した方がよい。段落だけの区切りは読者は疲れる。原稿を書くにあたり、小見出しで文章を小展開させる配慮が必要である。小見出しは段落以上に、読者の本への関心を持続させる力を持つ。読書を中断するときも、小見出しは読者にとって便利である。完成した絵を遠くから眺めてチェックするように、文章は時間を置いてから再読してみる。書いた直後に読み直すのも大切だが、書いたときの気分が持続しているため、思いれを入れて読むことになる。書いた直後は自分の作品を冷静に捉えることは難しい。時間を置いて読むことでかなり読者の立場と近くなる。かなり客観的に自分の作品を読むことができる。自分の作品を客観的に読むことは少し恥ずかしい気持ちになる。時間を長く置くほど、より冷静な目で作品を読むことができる。しかし、あまり長く置くと内容を更新する必要が出てくる場合があるので注意しなければならない。